漆喰の壁の特徴

注文住宅を工務店で作ろう!と決まったら、塗装壁の種類や使う木材の種類、どんな空間にしたいかなどお客様とわたくしども工務店で実に様々な選択と決断をしていくことになります。
その時のための予習をかねて壁の種類をいくつかご紹介していきたいと思います。

漆喰とは?

漆喰とは、石灰石(炭酸カルシウム)という鉱物を焼成・消化してできる消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とする塗り壁材のことです。
主に建築物の内壁、外壁や屋根瓦などに使用されます。漆喰の歴史は5000年も前にさかのぼります。
日本では寺院建築や城郭、民家の蔵を作る際に使用されていました。
また世界でもエジプトのピラミッドや万里の長城、フレスコ絵画などに使用され、その優れた特性で現代でも優れた自然素材の壁材として使用されています。

●漆喰の特徴

①気硬性
消石灰は空気中の二酸化炭素と反応して固まる性質があり、
漆喰の主成分である消石灰と空気中の炭酸ガス(CO2)が反応し、炭酸カルシウムを生成して硬化(炭酸化)します。
固まった後は石灰岩と同じ組成になります。
この自ら硬くなる気硬性という性質で接着剤を必要としない自然素材だけの施工が漆喰では可能になります。
そして漆喰は時間が経てば経つほど硬くなり、それは100年続くと言われています。

②ウィルス殺菌力
漆喰の主原料である石灰はpH12.5という強アルカリ性でこの数値ではほとんどのカビやウィルスは生息できないため、
カビや細菌の発生を抑えることができるのです。
その為病院や学校、保育園、幼稚園、老人施設など、免疫力の弱い人が多く利用する施設でもよく使用される壁材でもあります。

③防火性
原料が無機質である漆喰は防火性が非常に高く、建築基準法第2条第9号で不燃材料に認定されています。
万一の火災の時にもダイオキシンなどの有害なガスは発生しないので二次災害を防いでくれます。

④調湿効果
漆喰は、空気中の湿度を調整する力に優れていているため、湿度の多い日本の気候にも適しています。
湿度が多くなりがちなクローゼットや押し入れなどの仕上げ材としてもおすすめです。

⑤消臭効果
漆喰は消臭力に優れ、様々な生活臭を分解・抑制してくれます。
漆喰の消臭性能は非常に優れていて、例えば悪臭のする生ごみ置き場でも24時間後に約90%の減少率が期待できます。
台所や玄関、トイレなどの生活臭が気になる場所でも、気持ちの良い空気にしてくれます。

⑥デザイン性
つるつるとした質感の漆喰は色やパターン次第でアジアンテイストにもヨーロッパテイストにもすることが出来ます。

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