【奈良住むコラム】奈良県で古事の森のシンポジウムが開催されました。

「第6回春日奥山古事の森」シンポジウムが開かれました。

同シンポジウムは、奈良県などが中心となる春日奥山古事の森育成協議会が主催し、約270人が参加しました。

古事の森とは、伝統的な木造建築物の修復および再建に使用する良質木材を育成する取り組みで
春日奥山をはじめとした全国約10カ所の国有林に設定されています。

同協議会が中心となり200~400年の年月をかけて森林を育てる計画をしています。

今シンポジウムは、「森が支える『木の文化』」という題名で開催され
シンポジウムの冒頭では春日大社の岡本権宮司によって「奈良では神社などを改修するための松材が不足している。
奈良の文化財を守るためには400年、500年先を見据えた木材の確保を考えなくてはならない」とあいさつがありました。

また、中西県知事公室審議官にからは「檜皮(ひわだ)がつなぐ奈良公園の森づくり」と題して講演。
寺の屋根に使うヒノキの皮「檜皮」について「後継者や技術者が少なく、県内で必要な檜皮はまだまだ不足している。
県内の他地域の公有林とも連携していきたい」との話しがありました。

さらには、照葉樹林の変貌やナラ枯れ被害の拡大が続く春日山原始林の現状にも触れ
「古都奈良の貴重な財産である春日山原始林の保全を促すために県民の協力が必要だ」と訴えました。

最後に小森奈良森林管理事務所長が「長い時間をかけて森を育てるという思いを伝承する必要がある」と呼び掛けを行いました。

このようなニュースが伝えられましたが、森林の保全には適切な間伐や世代交代も重要なため
県内産材木の需要を高めることも大切な要素です。

奈良県産材木を使用して新築する注文住宅には、県から助成金も受けられます。

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