【奈良住むコラム】いつかは奈良で暮らしたい

大阪在住の私が連れを伴って奈良を訪ねたのは数年前のことでした。
上本町から近鉄に乗って50分程度で奈良に着きました。
奈良には散策のつもりで足を運んだのですが、このとき廻った高畑町の印象が記憶に残り
そのときを境に、奈良は訪れる町ではなく、一度は住んでみたい町に変りました。

私たちに最も大きなインパクトを与えてくれたのは、高畑町の自然と文化です。
街のどこからでも若草山を望める環境の良さは、この街の魅力を非常に高めていると思います。
また、文化という点では、東大寺をはじめとする壮大な伽藍を持った寺院が、自然と調和しながら配置されていることも素晴らしい魅力です。
同時に町家のようなぬくもりを感じさせてくれる古い建物が、奈良県の工務店によって現代風にリノベーションされながら、現役使用されていることも嬉しく思いました。

現在の奈良県には、歴史の教科書に出て来るような大文字の歴史だけではなく
庶民レベルの暮らしにまつわる歴史を感じさせてくれるような、卓抜した住環境が形成されているように思います。
幸い高畑町には、町家を改修した記念館的な建物がいくつも存在しますので、そうした施設で奈良での暮らしの一端に触れてみることも
奈良の住環境を理解するうえで役に立つのではないかと思います。

そして、町家と同時にぜひ足を運んでいただきたい住宅があります。
志賀直哉の旧邸です。志賀邸は、直哉自身が住宅の間取りなどを考え、その図面を元に工務店が施工をして完成させた注文住宅だそうですが
プランニングはとても素人とは思えない凝ったもので、とりわけ日差しが燦々と降り注ぐサンルームは暖房無しでも暖かく
芝を植えられた庭越しに若草山を望むロケーションは、主との談話をこの上なく楽しく、上品なものにしてくれたのではないかと、想像させてくれるに十分でした。

この志賀旧邸での体験が、いつかは奈良県で理想の間取りの注文住宅を、工務店にお願いして建てたいと思わせてくれた、といっても過言ではないかもしれません。
素晴らしい住環境は、言葉では表現できません。
生活そのもの、生きることそのものと言ってもいいくらいのものだからです。

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